かつて日本の近代化を支え、 1200年以上の歴史と伝統を持つ群馬の養蚕は 現在でも、国産繭の 44%、生糸は約30%と日本一の生産高を誇りますが、全国の生産量は減少の一途を辿っています。
その歴史や文化に着眼した群馬県は現在、絹の里などで様々なシンポジウムやワークショップの催しなど地道な活動を通じ、織物や和服への理解や関心を深め、群馬の地場産業としての絹産業の見直しを図っています。
しかし一方で、その文化を伝統として受け継ぎ、服飾という職業として発展させ、地域で生きていこうという取り組みもみられ始めました。しかしオリジナルな服を自分の手で作る職人によるファッション文化は群馬の都市部では皆無に等しく、そのようなファッションを志す若者は結果として大都市に流れていくほか無い現状です。
そうした現状を踏まえ、各地で行われている振興策や、白川氏が展開している文化の芽採択事業「FAS」プロジェクトを検証し、具体的に若者が服飾活動で生活費を稼ぎだし、群馬の都市に根付く事に繋げる為に何が必要なのかを話し合いたいと思います。